日本の株価と中国の株価に連動性はあるか?

日本の株価と中国の株価を見ていて気付くこと

前回の記事を書く時、日本の株価と中国の株価を調べていました。その時「日本の株価と中国の株価って連動性が高いのか?」という疑問が湧いてきました。そう思ったのは、中国の株価指数=上海総合と日本の株価指数=日経平均が同じような挙動をしていたからです。

ちょっと興味が湧いたので調べてみました。

株価指数の連動性を調べる

まず、どうやって調べるかを簡単に書いておきます。株価のデータは Yahoo! などから簡単に手に入るので、ここは問題ないでしょう。そして、各株価の騰落率(前日の株価と当日の株価の比率)を投資収益率とみなします。そうすると、日経平均のデイリーでの投資収益率と上海総合のデイリーでの投資収益率が得られるわけです。その両者に関して散布図を書いて相関があるかどうかを見ていきます。ちなみに、データに関しては 2011 年以降のデータを採用しました。

まずは日経平均と上海総合の投資収益率に関する散布図です。

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ん?思ったほど連動していないですね。R2 が 0.1156 しかありません。

面白いので、香港ハンセン指数とダウに関しても調べてみました。

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なるほど、ダウに関しては日経平均との連動性は皆無に近いですね。ただ、香港ハンセンに関しては、今までの中で一番連動性がありそうです。しかし、R2 が 0.3709 です。かなり頑張った R2 の数字かなという感じもしますが、日経平均と香港ハンセンは連動していると言い切るには少しパンチ不足であることは否めませんね。

結論:連動性はありません

さて結論です。日本の株価と中国の株価に連動性はありません。また、日本の株価とアメリカの株価にも連動性はありません。日本の株価を見ても中国の株価は分からないし、ましてやアメリカの株価も分かりません。まぁ、至極当たり前の結論ですね。