ブログ再開は唐突に

4年以上の月日が流れて

最後にこのブログを更新したのはもう4年以上も前のことになります。随分と月日が流れてしまいました。

その間、私は仕事が忙しくなり、ブログ更新が疎かになっていきました。実にありがちな話ですね。一度ブログの更新が滞ると、あとは更新しないことが習慣になっていきます。ブログの存在自体を忘れたわけではないのですが、習慣というのは恐ろしいもので、なかなか筆をとろうという気が起きなくなりました。

ブログを再び書いてみよう。そう思ったのは実の他愛のない理由です。忙しさにかまけてアウトプットするという習慣がなくなったと感じたことがきっかけです。今の私は何かまとまった文章を書かないと暮らしていけないわけではありません。ですが、何かをアウトプットする習慣がなくなると知的体力が明らかに落ちていきます。

知的体力が落ちるのは嫌だな。それであれば、まとまった文章をもう一度書くようにしよう。今、この文章を書いているのも、単純にそれだけの理由です。

4年前の問題意識

2012年頃、私の問題意識は日本経済の先行きにありました。あまり先行きは明るくないと私は感じていたのです。その当時は民主党が政権与党の座にあって為替レートは80円台だったと記憶しています。とんでもない円高です。日本企業の体力がじりじりと削り取られていた時代です。そのような時代的状況の中、どうすれば経済的に現状を打開できるのか?が私の関心事でした。

その当時の私の一番大きな認識は「グルーバルの終焉」ということでした。その当時から世界情勢は不思議な方向に流れ始めていました。世界中が利己主義的な動きを始めていました。世界は帝国主義的な流れの中にあるのだなと私は強く感じていました。

その当時、私は「グローバルの終焉」という枠組みの中で日本がどうすればいいのかを暗中模索していたのです。これが2012年頃の私の基本的な世界情勢の認識でした。

4年越しの視点から見える世界

2016年を特徴づける出来事として、英国のEU離脱(Brexit)とトランプ米国大統領誕生を外すことはできないでしょう。この2つの出来事は世界史的出来事だと私は考えています。いずれも「グローバルの終焉」という物語のフレームの中でとらえられるべき出来事です。

歴史は大きな方向性を持ちつつも、潮の満ち引きのようにうねりをもって進んでいくのだと今の私は理解しています。多少、揺り戻しがあるように見えても、世界史の大きな流れが変わることはありません。

実は私はここ数年のアベノミクスの流れを不思議な気持ちで眺めていました。「グローバルの終焉」という物語に逆行するように感じられたからです。アベノミクスは成果をあげたと私は考えています。だって、なんだかんだ言って、1ドル80円の超円高から1ドル120円まで押し戻したのですから。円安に振れることで日本経済は多少ですが息を吹き返しました。私はこの出来事を見て世界史の流れを読み違えたかな?と少し不安になりました。

ですが、2016年になり、世界は元の「グローバルの終焉」という物語を色濃く映し出すようになりました。シンボリックな出来事は TPP の頓挫でしょう。トランプ次期米国大統領が TPP に YES を今更言うとは考えられません。アベノミクスはここにきて梯子を外され、「グローバルの終焉」という物語に避けがたく呑み込まれつつあります。

歴史の大きな方向性は変わっていないのです。

世界は大きなうねりの中

他にも世界を眺めれば興味深い出来事がいろいろと起きています。4年間のうちに変わったこともあれば、何も変わらないこともあります。

ただ確実に言えることは世界は大きなうねりの中にあるということです。

この大きなうねりの中、私個人は小さな存在に過ぎないのですが、世界の流れを読み、文章を綴ってみたいなあとそんなことを考えています。

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